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2006年 06月 14日
サマーキャンプ day 3 の記録
レオのサマーキャンプ3日目。
今日は「行かない。」と、とうとう言い始めた所を、おやつで釣って(持って来たおやつは、いつでも好きな時に、手を洗って食べていい)、行かせた。
でも昨日よりもご機嫌よろしくなく、最初からいやいやモード。
途中、おやつを友達と食べ始めた所を見計らって外に出たのだけれど、私がいなくなったことを見つけるや否や、お菓子を放り投げ、ドアの所でまた大号泣でした。

色々考えたり、近所のママ友や先輩ママ達にも相談した今日だけれど、7月の頭まで申し込んでいるこのサマーキャンプ、1セッション目(来週まで)で止めようかな・・・とか考えたり。

理由は色々考える所があって。
ただ、このサマーキャンプは、プリスクールと違って、子供が泣いていると、親に一緒にいてね、と言われ、「置いて行っていいわよ。」とはならないので(プリでも30分以上泣いていると呼び出しがかかるそうなのだけれど)、結局私がクラスに付き添う形になり、レオの練習にはなってないし、そして何よりも、9月からのレオのプリスクールはこの同じ学校の、この同じ教室で始まるということ。
なので、レオは、この学校は私が付き添えるんだ、という風に思ってしまうんじゃないかということ。
そうしたら、本番のプリスクールこそ、大変なことになるんじゃないのかなぁ・・・と思うのです。

今回のクラスも、レオ以外のふたりの日本人の子達も(近所の知っている子)、私がいることで、彼らにも安心感を与えている様子、もうひとりの男の子さえ、私の姿を逐一確認し、手を振って来たり、私がちょっとでも見えなくなると、「レオ君のママがいないよ?」とレオに通達したりしてる。(苦笑)
3人が何かと私の周りにまとわりつき、あれしてこれしてと言うし、折角ひとりで来て頑張っているのに、申し訳ないなぁと思うのです。

そして、今回のサマーキャンプの先生。
レオはこの先生を「すきじゃない。」ときっぱり言う。(苦笑)

私もレオがそうかな・・・と思うのだけれど、
例えば昨日、レオがドアの所でギャンギャン泣いている時、廊下の窓越しで見ていたら、その先生が顔をしかめてレオに近づくのが見えた。
そして暫くして、レオの両腕を掴み、「Look at me ! Look at me !」と、レオに大声で、しかも結構きつい口調で言っているのが聞こえた。
その大きな声を聞いて、「あー、もしかしてこれはレオはダメだろうな・・・」と思ったら、案の定、レオはその先生が来るだけで私の所に逃げて来たり、固まるようになってしまった。
私は「Look at me !」と、大声で言ったこともそうだけれど、でもその先生が顔をしかめてレオに近づいていった事の方が、もしかしたらこの先生じゃだめかも、と思ったのだけれど。

そして先生があきらめて、廊下に立つ私に、「彼は私達の言葉を理解しないから。」と言ったことも、だめかも、って思った理由。
アメリカで育つ日本人として、日本語を特に大事にしてレオを日本語環境で育てているけれど、でも、理解しないことはないと思う。
例えば日常で、お店や外に行けば英語の聞こえる環境にあるとか、レオが英語で話しかけられることがあるとか、英語のテレビを見ているとか、そういうことではなくて、自分と違う言葉を話す相手の言葉でも、その言葉の全部を理解しなくても、でも何を自分に言っているのか、訴えているのか、子供は相手の気持ちなんかもちゃんと理解すると思う。
先生がそう思って接してくれなければ、通じるものも通じないと思った。

あと、その先生のクラスの様子を丸3日間私も見て、悪くはないけど良くもない、という感想で、あまり子供をマメに見てくれないし、一緒になって遊んでもくれないので、このクラスは基本的にし~んとしてるのです。小さい子達ばかりのクラスというのに。(苦笑)
ほんと、みんなバラバラに、静かにコソコソ遊んでいるという感じ。
ま、まだ始まったばかりということも大きくあるのだろうけど。

でも何よりも、一番の理由は、やっぱり9月からの本番プリスクールが、この同じ学校、教室で始まるという事。
それに支障を来たしそうな気がするし、プリが始まってもきっと泣くんだろうけれど、でもそこから新たに仕切り直した方がいいかな・・・という気がしないでもないのです。

普段の生活では、大勢の子達の間でもはしゃいで元気に遊んでいるし、団体行動にも問題はないように見えるのだけれど。
でも彼には彼なりのペースと、納得をする段階があるんだろうな。
もしかしたら、プリも時間がかかるのかもしれない。
私も30分置きに呼ばれて学校に駆けつけなくちゃいけないのかも。
レオにはそうやって、時間を取られるのかもしれないし、かけていかなくちゃいけないのかもしれない。
でもプリだって、ダメだったら無理して今年から行かなくてもいいし、来年からでもいいや。
まだ4月に3歳になったばかりだし。生まれてまだたったの3年だよ。
これからの彼の人生は、その何倍も、何十倍も長い。
こんなこと、彼の人生の中ではとってもちっぽけなことに過ぎなくなる。

レオの様子を見て、今日もブルーになってしまったけれど、でも、ゆっくり、ゆっくり子育てをしていこう、そうした方がいい、と今日は私の頭の中で思って、そう思うと、少し気が楽になった。
何も慌てる事はないし。ね。

by berty | 2006-06-14 12:58 | こども・子育て


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