2006年 09月 30日 ( 2 )

2006年 09月 30日
レオ、初めてのプリスクール(の8日間の記録)
この9月からレオがプリスクールに通い出した。
公立の所なので、たったの週2回、午前中の2時間15分だけのスクール。
初めてのスクールでレオがどんな風だったか、記録の為に残しておく。


◆1日目(9月5日)

<どこまでも個人行動を貫く>

初めての日なので、親もクラスに同伴で1時間のみ。
主は先生の紹介と説明の日。
先生は50代位の女の先生で、とっても明るい先生。(人気のある先生なので、毎年くじ引きになったりするそう。その話の通り、とても感じのいい素敵な先生です。)
その先生と、もうひとり補助の先生がつき、15人の子供達のクラスにふたりの先生がつくことになる。

レオはサマーキャンプでの記憶も鮮明で、最初からイヤイヤモードで参加。
「ママも一緒だから。」と説き伏せて来たけれど、機嫌の悪い渋い顔をしながらクラスにあるおもちゃで遊ぶ。

暫く子供達をおもちゃで遊ばせた後、先生がみんなに集合をかけて、親と共に輪になって床に座るように言われる。
が、レオは無視。
行こうと誘っても断固拒否。
仕方なく私が輪の中に座り「おいでー。」と声をかけても、「おもちゃで遊んでるの!」と答えて全然来ない・・・。
抱っこして無理矢理来させても、きっと暴れて騒ぎになることは目に見えてるので、ひたすらに呼びかけるも・・・無視。

その後、先生がクラスで飼ってるFISHだよー、と小さな水槽にいる金魚をみんなに見せる時も、みんなは駆け寄って行くが、レオは知らん振りで、別の場所へ行き、ホワイトボードの磁石で遊んでいる。「レオ、魚だってよー。」と何度も誘う私を振り返り、フフンという顔で知らん振り。

先生が教室の物を、「みんなついておいでー。」と、歩きながら説明するツアーの時も、レオひとり、全くの別行動。
私が必死に声をかけて参加するように仕向けるも、完全無視。

スナックタイムの時、みんなとは全く違うテーブルに座って、なぜか「ここがいい!」と主張。
そこは作業台だったので、スナックを食べるテーブルに座らせようと私も必死になる。
結局座ってくれたけれど・・・どこまでも個人行動をして我が道を行くを貫かれ、ここまでやるとは・・・と既にヘトヘトな感じの私。

その夜、レオが寝た後に夫と、「育て方を間違ったのか?」とまでの話になって、落ち込む。


◆2日目(9月8日)

<ママ、レオ、がんばったよ!>

今日は初めてレオがひとりで参加する日。
サマーキャンプの大泣きと思い出と、初日の姿を見て、かなり不安な私。親の私がドキドキして登校する。
教室に入る前、「ママは待ってるからね。大丈夫だからね。」とか言い聞かせて送り出す。
が。
もちろん大泣き。それも暴れ泣き。
他に泣いている男の子がひとりいたが、その子は泣いているだけなので、先生に抱かれて泣いたけれど、レオはそれも拒否して暴れるので、先生も手が出せない様子。

でも先生には初日の日にレオのサマーキャンプでの状況を話しておいたので、先生も理解してくれ、「あなたの気持ちはとても分かるわ。私もあなたと同じ状況の親だったのよ。これは親にとってハードよね。」と言われ、思わずじんとしてしまう。
でも、「私は何があっても戻らないのでお願いします。」と言って、泣き暴れるレオを振り切って外へ出る。

廊下で日本人のママ友数人が、色々言って慰めてくれる。
その間も延々レオの大泣き声が響き渡り、脱走しようとドアに体当たりするドンドンという音が響く。
アメリカ人のママ達にも、「あれは男の子?女の子?」と聞かれ、「私の息子です・・・。」と答えると。OH!そうなの~??と同情される。
その位激しい泣きであった・・・。
レオのその泣き声が響く中、ママ友達に励まされていると、思わず私も涙。恥ずかしい・・・!

でもその30分後、なんとクラスが静かになったような・・・見に行ったアメリカ人のママが、「あなたの息子、もう泣いてなかったわよ。もう大丈夫よ!きっとうまく行くわ!」と言われた。
どういう状況であれ、30分で泣き止んでくれるのはすごい進歩だ!と一挙に気分が明るくなる私。

2時間後迎えに行き、「レオ!」と先生がドアの所で呼んでくれ、レオが、「ママ!」と、それはそれはキラキラした顔で走って私に飛びついて来た。
泣いた跡の残る顔をしたレオを思い切り抱きしめる。

レオの第一声は、「ママ、レオ、がんばったよ!」だった。感動した。心底。
それを見ていたママ友のひとりが涙ぐんでいた。(笑)

「がんばった」という実感があるのか、その後レオはハイテンションで超ご機嫌。
私も「よくがんばったね!」という思いで一杯で、夫にすぐに報告。とても嬉しかった。
ママ友たちが「お祝いだ。」と言って、みんなでマックへ。
レオに人生3回目のおもちゃ付きのハッピーミールを買う。

私も嬉しくて嬉しくて、とても幸せだった。
レオの子育ては大変だけれど、その分感動も大きいな・・・と実感した。


◆3日目(9月12日)

<なんだー。>

頑張って行くぞー!と(私が)張り切って登校するも、なんと火災報知器がスクールやその辺りの地域に朝から鳴り響いていたらしく、今日は建物の中にも入れないとの事で休みとなる。
スクールの前まで行ったのに、ちょっとがっかり。


◆4日目(9月15日)

旅行の為にお休み。


◆5日目(9月19日)

<久々だったけれど・・・>

結局1週間ぶりとなったプリ。
どうだろ~と思って行ったけれど、やっぱり暴れ泣く。(笑)
「やだやだ!」と叫びすごく必死なレオの姿に、私はぎゅっと目をつむる気持ちで、先生に引き渡す。
今日は5分で泣き止んだ様子!よっしゃーと思ってとっとと帰る。

レオも頑張ってるんだから、と思って、家で私も妙に働く。
頑張っているレオの姿を想像すると、とてものんびりできなかった。

迎えに行った時、ガラス越しに覗くと、レオはひとりでカエル飛びしたり、じゃれ合ってるアメリカ人の男の子ふたりを見て、自分も後ろからその内のひとりの子の肩につかまって一瞬参戦していた。ほんの一瞬、だけれど・・・。
でも普通の顔で楽しそうにしていたので、すっごく安心した。
1週間ぶりなのに、これはすごいんじゃない??と私の鼻息も自然と荒くなるというもの。(笑)


◆6日目(9月22日)

<少しずつ、慣れてくれるよね?>

最初は泣くけれど、行けば大丈夫!と自信を持って登校。
が、車から降りる事を拒否。
「おっきな学校(プリのこと)、やだ!キライ!」と言い張って降りて来ない。
なんとか引きずり下ろして抱っこして連れて行く。

クラスに着いても「やだやだ!」を連発して抱いている私にしがみつくが、そのしがみついている指1本1本を剥すようにして引き離し、先生に預けてすぐにクラスを飛び出る。
やはり5分位で泣き止んでくれる。(ほっ)
でも、泣いて出た鼻水を先生が拭こうすると、「いやいや!」と拒否している様子。
レオの「イヤイヤ」連発に、ママ友のひとりが、「先生、日本語の『イヤ』をいい加減覚えたやろなー。」と呟き、みんなで笑ってしまう。

迎えに行くと、へへん、という顔で出て来た。
大丈夫じゃん!


◆7日目(9月26日)

<まぢですか~・・・?>

朝から今日はプリの日だ、と察知しているレオ。
今、はまりにはまっているウルトラマンのビデオを見たいと言い出す。
学校に行くからダメだ、と言っても聞かず、じゃ、学校に行く時間になったら途中で止めるよ、と約束してビデオをつける。
大好きなウルトラマンを見ているレオは幸せそう。

が、学校へ行く時間だと告げると、やだ!と拒否。
ソファーに突っ伏したまま、動こうとしない。
抱っこしようとしても暴れて嫌がり、満身の力を込めて抵抗してくるので、もはや私の力では抱き上げる事さえもできず。恐るべし3歳男の底力。

車のエンジンをかけて、「ママは行くよー!」とガレージから言っても、「バイバイ!」と言われる始末。
(いつも置いて行かれることはものすごく嫌がり、大騒ぎになって私についてくるのだけれど、この作戦も今日は効力なし)
説得すること20分、もうプリはとっくに始まっている時間。
なのにどうしても行かないと言い張るレオ。
「じゃ、先生にそう言いに行こう。黙って行かないことはできないんだよ。」という言葉には納得し、素直に動く。

プリに向かう車中、「おっきな学校キライ!」と何度も何度も連発するレオに、「もう分かったから何回も言わないで!」と私もウンザリ。。。

スクールに着いても、結局クラスに入れられるんじゃないかと思って、ヤダヤダ!と足が進まないレオを引っ張り、なんとかクラスの前に行くも、あまりの拒否ぶりに、私ももう観念気味。
ママ友たちみんなに、「プリなんやから無理しなくてもいい。休ませたって全然いい。無理することない。」と言われ、そっか、と休ませることにも少し気が楽になる。
確かにあまりプッシュし続けるのも良くないかも。
先生に伝えてその日は帰る。

急にご機嫌になったレオ。
「せんせい、ゆるしてくれた?」と手をつないで歩く私に無邪気に聞いて来る。
「許してくれたよ。今日は休んでもいいって。でも今度は行こうね。」と言うと、「ウン。」と素直に答える。

家に戻ると、本人は少し元気がない感じで、レオの割には大人しく遊んでいた。
なんだろう?親の私もかすかな敗北感を感じる。


◆8日目(9月29日)

<エクセプト フォー レオ>

なんと今日は夫が休日に出張した代休で、半休を取ってくれると言う。
休日出張は今までも何度かあったけれど、これまでは一度も代休は取ってくれなかったけれど、今日は午前中半休にして、レオをプリに連れて行ってくれることになる。
レオは私の前では甘えん坊でも、ダディーの前では結構格好つけることが多いので、もしかしたら上手く行くかも?と期待。

今日は割とすんなり車に乗ってくれる。
ガレージの前で見送る私に、車の窓からバイバイと振る小さな手と頭を見て、がんばれー!と私は心の中で叫んで大きく手を振る。

が。
やはりしがみついて泣いたらしい。車から降りる事も拒否したらしい。
でもさすが夫。
いつまで泣いていたかも確認せず、さっさと帰って来た。
「え?どうしてたか見ずに帰って来たの?」と聞くと、「うん。」となんともさっぱり。
お父さんっていいよなー。あっさりできてさ・・・!

迎えには早目に行く。
窓から覗くと椅子に座って本を読んでいた。
その後他の男の子の読む本を覗き込んだり。
先生がするように手を叩いたりもして、ちゃんと参加してるじゃ~ん!と母嬉し。

クラスが終ってドアが開き、先生から今日どんなことしたかの報告。
15人中、未だに泣いて騒ぐのはレオのみだし、なかなかみんなと同じことをやらなかったりもするようで、やはり目立つ問題児なのか、先生もみんなの前で報告しながら、レオへのコメントも多かったりする。

「今日はとても良い時間でした。~したり、~したり。レオも最初は泣いたけれど、でも今日彼はスナックを渡した私に、『Thank you.』と言いましたよ。後は少し日本語を話していたけれど・・・。」

「今日は自分を知るということで、大きな紙の上に寝転がって、その子の等身大の絵をひとりずつみんな描きました。レオ以外はね。」
と言われる。

「レオ以外は。」
「Except for Leo.」
「 エクセプト フォー レオ。」

今日は先生の、「Except for Leo.」の言葉が頭の中を何度もよぎった。
そっか、そうなんだ。
Except for Leoなんだ。
いや、知ってはいたんだけれどね。
知ってはいたんだけれどさ。


レオ、いつか、君は泣かずにママと離れて行けるようになるかな?
他の子達が皆そうしてるように、ママにドアの所で「バイバイ!」って笑顔で手を振ってくれる日が来るかな?
クラスでの行事にも、いつものレオみたいに明るく元気に、みんなと一緒に参加できる日が来るかな?

ママはその日が楽しみです。
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by berty | 2006-09-30 14:21 | こども・子育て
2006年 09月 30日
久しぶりだ~。
長らくまたブログをさぼっていました。
気がついたら・・・もう明日から10月じゃない・・・!

私達はみな変わらず元気です。
心配してくださった皆さん、ありがとう・・・!
また時間のある時に追々そちらにてコメントさせてください。

最近は日常の生活がとても忙しく、夜は疲れて時間もないので、なかなかブログを更新することができませんでした。
でもせめて、日々成長していく息子の姿だけは記録しておきたいなぁ。

と、思って、少しずつまたゆっくり、ぼちぼち更新して行きたいと思います。
今後は更にもっと個人的な、ただの育児記録ブログになるかもしれない。(今までもそうだけど)
ご飯をゆっくり作って写真なんかを撮る余裕もないし・・・。
家族以外はつまんないブログになるかな?

でも最初からこのブログは自分の家族の記録の為に始めたものだし、ま、いっか。
という訳で、よろしくお願いします。
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by berty | 2006-09-30 13:16 | 日々のこと